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治療法
【PCI(経皮的冠動脈インターベーション)】

カテーテルで胸を切り開かずに手術する

カテーテル

細いチューブを使って、血管内部から治療を行います。
細い管をからだに入れて、バルーンやステントと呼ばれる器具で血管を内部から広げたり、DCAやロータブレータと呼ばれる器具で血管狭窄の原因を直接取り除いたりすることで、狭心症の原因を取り除きます。胸を切り開かずにすむので、人気の治療法です。ただし、間違えれば心臓を傷つけてしまう危険も伴います。

PCIに使用される器具

PCIで使用される器具には、以下のようなものがあります。

種類 はたらき
バルーン(POBA) バルーンにより狭くなった部位を拡張させる方法です。バルーンカテーテルと呼ばれる器具を冠動脈の狭くなっている場所に挿入し、バルーンを膨らませることによって狭くなった部位を拡張させます。
ステント(BMS) ステントを留置して、狭くなった有為を拡張させる方法です。金属でできたステントをかぶせたバルーンを冠動脈の狭くなっている部位に挿入し、バルーンをふくらませて、狭くなっている部分を拡張させます。金属ステントをそのまま冠動脈に残すことで狭窄を防ぐことができます。
ステント(DES) 金属製のステントをかぶせたバルーンを冠動脈の狭くなっている部分に送り込みます。そこで、バルーンをふくらませ、狭くなっている部位を拡張させ、金属ステントを残してカテーテルを抜きます。その残された金属ステントにしみこませておいた薬剤がステント留置後長期的に溶け、冠動脈が狭くなるのを防ぎます。
カッター(DCA) カッターでアテローム(冠動脈を狭めている粥状腫)を削り取り、せばまっている部位を広げる治療法です。ドリルを回転させながらアテロームを削り取ります。
burr(ロータブレータ) ダイヤモンドでできたburrを高速回転させて、原因となっているプラークを取り除く方法です。

入院期間は1週間程度です。費用は健康保険を使って数十万円といわれています。

詳しく調べたい方はこちらオススメします。
日本心血管カテーテル治療学会

カテーテル治療が行えない場合

 胸を開く必要なく治療をすることができる便利なカテーテル治療ですが、なかにはこの治療が行えない人がいます。

対象 理由
糖尿病が進行している人 糖尿病の人は血管が狭くなっている箇所が多いので、カテーテル治療がうまくいかないことがある。
腎臓が悪い人 造影剤によって腎機能を悪化させる。造影剤の調節や透析が必要。

治療後の検査と薬

カテーテル治療では血管を傷つけることがあります。その傷を修復しようとして細胞が増殖し、再び狭くなることがあります。そのため、治療後も定期検査は行われます。  また、再び血栓で詰まるのを防ぐために、抗血小板薬などの薬を治療前、治療後に服用します。

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